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2013年スキー旅行記inサホロ
  1月26日〜29日、友人マサとUnderdogの3人で毎年恒例のスキー旅行に行ってきました。

 昨年と一昨年はスキー旅行記を書きませんでしたが、実はこれが2011年(富良野)、2012年(ルスツ)に続く3年連続の北海道!昔は4日間フルに滑ったものですが、齢のせいか(?)年々スキーの時間は減り、グルメ旅行の色合いが増すばかりです。
 そして今年は、初めて格安航空の
Peachを利用!往復10190円(キャンペーン価格)で行くことができました!
 Peachは関西空港駅からバスで5分の「第2ターミナル」から搭乗するが、30分前までのチェックインが必須。バスの運転手も「1分でも遅れると搭乗できません」とアナウンスするなど、やや雰囲気が違う。
 それに出発ロビーは、椅子の数が明らかに少ない。これもコスト削減策の一環?
 飛行機の中へ入るにも一旦外へ出て歩かなければならない。この日は気温が低く、風が冷たかった。
 しかし札幌まで往復で10190円。文句を言ってはいけない。
 最前列のストレッチシートにしたのは正解であった。2列目以降の席は見るからに窮屈そうだったが、最前列は足を伸ばせて、美形の客室乗務員と向かい合わせにもなれるので、トクした気分。  新千歳空港には20分遅れで到着。1時間遅れぐらいは珍しくないピーチにしては順調なフライトであった。
 快速エアポートで札幌に着くと、手始めに
「寳龍(ほうりゅう)」でラーメン昼食。
 味はう〜ん、まあまあかな。
 昼間は道庁や地下街を散策。札幌駅からすすきのまで延びる地下街は、色々な展示やイベントで大いに賑わっていた。あっという間に日が暮れ、Underdog氏のお薦めジンギスカン店「だるま」で早めの夕食。   食後は「ビアバーノースアイランド」でお楽しみのノースアイランドビール
 ブラウンエール等7種類のビールがあり、1人で7杯飲みたかったが、自制して4杯に。残る3種類は他の2人から味見させてもらい制覇したことにした。
 翌日、いよいよサホロへ…は向かわず、帯広へ移動。昭和8年創業の老舗「ぱんちょう」でおいしい豚丼を食べた。
 分厚い豚肉5枚がのった‘梅’(写真)は1050円。この店では松<竹<梅<華の順に肉の枚数が増え、値段も高くなる。混雑しているのに「14人一度に座らせて」と駄々をこねる客もいて、お店の人は大変そうだった。

   豚丼の後は六花亭本店へ行き、「さくさくパイ」を頂いた。コーヒー付き350円はリーズナブルだ。
 ここの若い女性店員2人は歌も上手で、別のテーブルの誕生日の客にふるまった「Happy Birthday」が奇麗に
ハモっていた。なかなか粋な店である。

  

 この後「ばんえい競馬場」へ向かったマサ・Underdogと一旦別れ、私は帯広の「スイーツめぐり」を楽しんだ。
 駅前の観光案内所で5枚綴りのチケット(500円)を購入し、34店舗中5店舗を選んでそれぞれのお薦め商品を食べ歩くというもの。徒歩圏内に対象店舗が幾つも集まっていて、どの店もイートインできるので、結構お薦めだ。
 
 まず最初に食べたのがとかち物産センターの、十勝産の牛乳で作ったというソフトクリーム。濃厚な味だった。    2つ目は手作り菓子「こばやし」のワッフル。10種類の中から、甘さ控えめのチーズ味をチョイス。ふわふわしていて、なかなかの美味。
 
 続いて「カフェポルト」でブランマンジェ。プリンのような食感にプレーンがのった逸品だ。
 ここで少しゆっくりしたかったが、広々とした店内に客は私1人。逆に落ち着かず早々に退店した。


 ここまで立て続けに食べたので、少し歩いてカロリーを消費。満を持して柳月大通本店に乗り込み、月ふわりを頂いた。
 コーヒーを出してくれたショートカットの娘が可愛かったので、月ふわりは土産に買って帰ることに…。


 

 さすがにスイーツ4連投で体中が甘ったるくなったので、脳内を活性化させようと私もばんえい競馬に参戦。マサ・Underdogと再合流。

 ばんえい競馬は2年前に一度来たことがあるが、普段の競馬とは雰囲気がまるで違う。

 JRAのサラブレッドは400〜500キロ位の馬が多いが、ばんえいの馬はその2倍の1トン程もある。このたくましく太った馬たちが、騎手や重量物を載せたそりを曳いてゴールを目指す!
 走るのではなく、歩く…のだ。


 馬がレースの途中で止まることもあるし、2か所ある障害(登り坂)では騎手の必死の掛け声も聞こえて、臨場感あふれる。

 この日は
ヒロインズカップという重賞レースがあったが、観客は200人前後?それでもそれなりに盛り上がったが、馬券はいつも通り外してしまい、ハッピーエンドとはならなかった…(涙)。

 

 
 競馬場から帯広のホテルへ戻るタクシーの中で、運ちゃんは「今日は10度なのであったかいほうだよ。こっちへ来たら17〜20度位は体験してほしいね」と言っていた。
 こっちの人は「マイナス」を省略して会話をするらしい。さすがに極寒の地・帯広!
   「ランチョ・エルパソ」で飲んだ帯広ビールは口当たりのいいものが多く、難なく5種類制覇!
 帯広だけあって、ハムとソーセージも旨かった。
 
 十勝ガーデンズホテルは便利な駅前にあり、モール温泉もあってくつろげた。
 翌朝(素泊まりだったので)モーニングを求め、Underdogと共に駅周辺をさまよったが、喫茶店もマクドも何にもない…。
   帯広から新得までは1両編成の快速電車に乗車。実は日本で一番長い距離(滝川〜釧路)を走る快速電車だそうだ。
 新得からは送迎バスに乗って
サホロリゾートホテルへ!
 
 到着は午前10時半。チェックインは正午からだったが、部屋の準備ができていて入ることができた。このような融通をきかせてくれるのは結構ポイントが高いものである。    早速ウエアに着替えてゲレンデへ。この2〜3年は外国人(特に中国人)の姿が目立っていたスキー場だが、今年は尖閣問題の影響からか中国人が殆ど見当たらず。日本人客も(大阪から来ていた)修学旅行生以外はまばらで、広々とスキーを楽しんだ。
 ゲレンデは昨年のルスツと比べるとはるかに小さく、半日あればひと通り回れるぐらいの規模。
 経験年数の割にさほどうまくない3人だが、思い思いにスキーをした。 

 ゴンドラは1つもなく、リフトに風除けもついていないので吹く風が冷たい。
 
 BGMすら流れていない静かなゲレンデであったが、食堂にカレーライスはあった。
 やはりスキー場で食べるカレーは旨い。
 
   サホロリゾートホテルの風呂には露天も付いていて、気持ち良かった。20代の頃に行った合宿所のようなスキー宿とは、雲泥の差だ。
 夕食は豪勢な
十勝牛鍋コースだったが量が多くて食べきれず…(涙)
 
 最終日のスキーを終え、新得駅前の食事処「せきぐち」で天ぷらそば。太めで四角いのが新得そばの特徴なのか?

   新得から南千歳まではスーパーとかち。天気に恵まれ、行方不明も靴忘れもない楽しい4日間でした。

 

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