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さわやか大将に惚れましたの巻

 博多に戻って少しの休憩の後、夜は皆で屋台巡りに出かけた。
 値段表がないところは何となく危険、あまり客のいない屋台もパス・・・と選り好みをするのでなかなか決まらなかったが、ようやく決めて入ったのが「菊屋」という屋台。これがよかった。

 まず入ってみて「屋台=暑苦しい」というイメージが払拭された。中には扇風機も廻っているし、外からも夜風が吹いて実に気持ちがいい〜!

 メニューは豊富(食べ物だけで20種類以上!)で、‘牛ホホ肉の赤ワイン煮込み’なんて凝ったものもある。酒の種類も多く、ちょっとした洋風居酒屋だ。
 しかもこれを、30歳前後と思われる大将が一人で切り盛りしているのだから、びっくりだ。動きも機敏で、何を注文しても手際よく出してくれる。人柄も爽やかで、HPに‘女性客多し’とあるのもこれなら納得する。

 きっかり10分おきに大将の携帯にメールが入り、その度にケンがチャチャを入れていた。大将とからむのが‘屋台の醍醐味’と言い切るケン。

 ケンはビール、マサはワイン、僕は焼酎。普段はウーロン茶しか飲まない下戸のアキも、この日は珍しくワインをたしなんでご機嫌になるなど、充分に満喫したのだった。
(追伸 菊屋の大将へ メールの彼女とお幸せに!次にこの屋台へ来た時には彼女と2人で出迎えてくださいね。


8月5日(日)
小倉競馬場(Yae以外)&アサヒビール園の巻

 翌朝、僕以外の3人は小倉競馬場まで遠征に出ていった。昨年の北海道もそうだったが、旅行にきてまで競馬をする感覚が僕にはわからない。しかし、彼らにとっては最重要イベントの一つなのだ。
 僕はその間、美術館に行ったり散歩したりでのんびり優雅に過ごした。そして、夕方から再び彼らに合流。
 
 今回全く予想外だったのは、ケン・アキの2人がプラス収支で帰ってきたことだ。そういえばケンもアキも「G1予想大会」の優勝(or準優勝)経験者。一応、それなりの腕を持っていたということか・・

 一人全敗を食らったマサは不服そうだったが、彼はその分夜中に、持ち前のいびきを使って他のメンバーを睡眠不足に陥らせることで、己の存在感をアピールしようとしていた。まったく、迷惑な話だ。

 博多駅からJRで一駅の「竹下」駅からすぐのところにアサヒビール園はあった。
 サッポロビール園ほどメジャーでもないのか、観光客は少ない。

 隣りのテーブルの親子3人組も地元福岡の人たちだった。30歳になる「箱入り」独身娘と、一人娘の行く末を案じる父親。おばちゃんだけが気さくな人で、快く写真も撮ってくれたが、カメラの腕は、4人の中で最低ランクのマサよりも下だった・・・。(その写真をお見せできないのが残念だが。)

 話が少し横道にそれたが、僕らはジンギスカンとビールを存分に味わった。昨年のサッポロビール園で飲み過ぎて翌日死人のようになった経験があるケンも、この晩はジョッキ6杯におさえた(ちなみにYaeも6杯)。同じ失敗を繰り返さないところは立派である。 


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