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2006年7月22日〜25日 楽しい沖縄・石垣の旅
 石垣島は妻も私も初めてだった。南の離島でのんびりしたバカンスを送りたい・・そんな思いでずっと楽しみにしていた2人だが、出発直前で水をさしたのが台風5号急接近のニュース。最近はすっかり「晴れ男」の私は、台風など来るわけないと高をくくっていたが、どうやら最終日に再接近しそうな勢い。帰りの飛行機が飛ぶか不安はあったが、「多分それるやろ」という根拠のない自信のほうが勝ち、予定通り出発することに。

1日目(7月22日)
 午前11時前には石垣空港に到着。京都はこのところ雨続きだったので、久々に見る青空に感激!!
 でも、悠長にはしていられない。空港職員に聞くと、どうやら「帰る日の飛行機が飛ばない可能性が高い」ようなのだ。そこで、仕方なくこの旅行を、「石垣3泊」から「石垣1泊・那覇2泊」へ急遽変更することにし、JTBへ連絡。空港職員も最初は「乗り継ぎは(“石垣→那覇”と“那覇→伊丹”が)同じ日でないとできません」と言っていたが、20分にわたる粘り強い交渉の末、なんとか追加料金なしで乗り継ぎできることになった。

 さて、空港の中で余分な時間を費やしてしまったが、気を取り直して旅行スタートだ。レンタカーを借りて、初日は石垣島をぐるりと一周。
 まずは、雑誌の「るるぶ」でマークしていた八重山そばの店・「キミ食堂」で、「ピリ辛味噌そば(600円・写真右)」を食べた。辛さはピリッと効いていたが、見た目よりさっぱりしていて満足。

 そのまま北上して、次は玉取崎展望台(写真左下)へ。人は殆どいなくて、海もきれいだ。写真を撮ってもらった東京のカップルは、石垣に毎年来ているらしい。でも、毎年でも来たくなる気持ち、わかるなぁ。
 さらに北へ車を飛ばし、平久保崎(写真右上)へ。ここは石垣島の最北端だ。ここも人が少なく、静かだ。小さな駐車場があるだけで売店はなく、あるのはソフトクリームを売っている軽トラが1台だけ、というのどかさ。
 
 ここからサンセットビーチ(左下)へ行って、私だけ少し泳いだ。普段は肌のケアなど考えたこともないが、余りに日差しが強く、さすがに「日焼け止め」が欠かせない。シャワーの後に食べたパイナップルがよく冷えてておいしかった。
 この後、川平湾(かびらわん)(右上)に立ち寄った後、玉取崎の東京カップルに教えてもらったパイナップルの店へ。
 
 私らが商品を物色していると、惜しげもなく大きなパイナップルを1個切ってくれて、丸ごと試食させてもらった。「3個以上なら配送できます。」と言われたが、こんな大きいのを3個も到底食べ切れない。仕方なく何も買わずに帰ろうと、そのことを告げたら、試食で食べ残したパイナップルを包みに入れてくれた。あれ、サービスいいなあ・・って思ってたら、
 「はい。500円ね。」って。
 おい。ただじゃなかったの?  (・・・しまった。やられてしまった。)

 このように盛り沢山の初日だったが、石垣島は日が長く、午後7時前になっても外は明るい。本州よりもずっと西に位置しているので、逆に朝は日がのぼるのが遅いそうだ。

 今夜泊まるフサキリゾートヴィレッジに荷物を置くと、いざ夕食だ。せっかく沖縄に来て、泡盛を飲まない手はない!よってレンタカーはホテルに置いて、タクシーで島の中心部へ。

 タクシーに乗ってびっくりしたのが「初乗り」運賃。何とたったの390円だ。
 タク運転手の佐々木さんは、「ちゅらさん」(NHK朝ドラ)のにーにー(ゴリ)を思わせる面白いキャラクターで、石垣出身の具志堅用高(ボクシング)や夏川りみ(歌手)のことなどを色々教えてくれた。元々は岩手の出身なのに、石垣に惹かれて住みついたらしい。携帯の電話番号を教えてもらい、帰りも佐々木さんをチャーター。
 こうして入った店の名前は、「森の賢者」。ここは石垣料理や泡盛がたくさん置いてあるのに、洋風音楽が流れる小洒落た店だ。色々食べたが、特に「島素材の天ぷら盛り合わせ」(写真左)は、美味しかった。また、写真右の「豆腐窯」は、沖縄の伝統的な珍味。濃厚な味だが、妻は「泡盛によく合う」と満足げだった。

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