現在のサイト位置:ホーム>波乱万丈旅行記>楽しい沖縄・石垣の旅(2006夏)
石垣島は妻も私も初めてだった。南の離島でのんびりしたバカンスを送りたい・・そんな思いでずっと楽しみにしていた2人だが、出発直前で水をさしたのが台風5号急接近のニュース。最近はすっかり「晴れ男」の私は、台風など来るわけないと高をくくっていたが、どうやら最終日に再接近しそうな勢い。帰りの飛行機が飛ぶか不安はあったが、「多分それるやろ」という根拠のない自信のほうが勝ち、予定通り出発することに。 1日目(7月22日) 午前11時前には石垣空港に到着。京都はこのところ雨続きだったので、久々に見る青空に感激!! でも、悠長にはしていられない。空港職員に聞くと、どうやら「帰る日の飛行機が飛ばない可能性が高い」ようなのだ。そこで、仕方なくこの旅行を、「石垣3泊」から「石垣1泊・那覇2泊」へ急遽変更することにし、JTBへ連絡。空港職員も最初は「乗り継ぎは(“石垣→那覇”と“那覇→伊丹”が)同じ日でないとできません」と言っていたが、20分にわたる粘り強い交渉の末、なんとか追加料金なしで乗り継ぎできることになった。 さて、空港の中で余分な時間を費やしてしまったが、気を取り直して旅行スタートだ。レンタカーを借りて、初日は石垣島をぐるりと一周。 まずは、雑誌の「るるぶ」でマークしていた八重山そばの店・「キミ食堂」で、「ピリ辛味噌そば(600円・写真右)」を食べた。辛さはピリッと効いていたが、見た目よりさっぱりしていて満足。 そのまま北上して、次は玉取崎展望台(写真左下)へ。人は殆どいなくて、海もきれいだ。写真を撮ってもらった東京のカップルは、石垣に毎年来ているらしい。でも、毎年でも来たくなる気持ち、わかるなぁ。 ここからサンセットビーチ(左下)へ行って、私だけ少し泳いだ。普段は肌のケアなど考えたこともないが、余りに日差しが強く、さすがに「日焼け止め」が欠かせない。シャワーの後に食べたパイナップルがよく冷えてておいしかった。 私らが商品を物色していると、惜しげもなく大きなパイナップルを1個切ってくれて、丸ごと試食させてもらった。「3個以上なら配送できます。」と言われたが、こんな大きいのを3個も到底食べ切れない。仕方なく何も買わずに帰ろうと、そのことを告げたら、試食で食べ残したパイナップルを包みに入れてくれた。あれ、サービスいいなあ・・って思ってたら、 「はい。500円ね。」って。 おい。ただじゃなかったの? (・・・しまった。やられてしまった。) このように盛り沢山の初日だったが、石垣島は日が長く、午後7時前になっても外は明るい。本州よりもずっと西に位置しているので、逆に朝は日がのぼるのが遅いそうだ。 今夜泊まるフサキリゾートヴィレッジに荷物を置くと、いざ夕食だ。せっかく沖縄に来て、泡盛を飲まない手はない!よってレンタカーはホテルに置いて、タクシーで島の中心部へ。 タクシーに乗ってびっくりしたのが「初乗り」運賃。何とたったの390円だ。 タク運転手の佐々木さんは、「ちゅらさん」(NHK朝ドラ)のにーにー(ゴリ)を思わせる面白いキャラクターで、石垣出身の具志堅用高(ボクシング)や夏川りみ(歌手)のことなどを色々教えてくれた。元々は岩手の出身なのに、石垣に惹かれて住みついたらしい。携帯の電話番号を教えてもらい、帰りも佐々木さんをチャーター。 |