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〜日 高 編 (1)〜

8月7日(月)
 この日の運転手はアキだった。タムは助手席にどっかり座って、前日までとは人が変わったようにスケジュール管理をしている。馬のこととなるとこんなにも目の色が変わるものなのか。一方、残りの二人は後部座席でSスキノの情報誌を読み回すなど、関心は違うところへ向いていた。 国道235号沿いにもこんなにおウマさんがいました。

優駿のライブリマウント(オグリキャップと間違える見学客あり)  まず始めに向かったのは「日高軽種馬農協門別種馬場」。見学時間が午前11時までなので急ぐ必要があった。苫小牧の東から国道235号線を南東に一直線。デミオはパワーがないので、上り坂になると途端にスピードが落ちてしまうが、それでも負けじと彼は目一杯アクセルを踏み続けた。スピード狂アキの本領発揮である。 

 午前10時45分、無事に到着。まずここで、3人から牧場見学の際のマナーなるものを教わった。すなわち、
・カメラのフラッシュは絶対に焚かないこと
・食べ物は絶対に与えないこと
・煙草を吸わないこと
・見学前には事前に連絡を入れること
・・等というもので、彼ら曰く、これらは最低限の常識であるにもかかわらず守らない輩があまりにも多いので、ここ数年で入場時間が大きく制限されるなど、熱心なファンにとって非常に残念な状況になっているらしい。

 放牧されている馬はどれものんびりと草を食べたりしていて、我々見学者の方へはあまり寄ってこない。それでも、我々は少しでもよい写真を撮ろうと粘り強く待って、それなりに満足したものが撮れたら次の馬のところへ行く、というのが基本的な行動パターンだ。

 次に訪れたのは「優駿スタリオンステーション」。ここにはマヤノトップガンやオグリキャップなどがいた。競馬音痴の俺でもさすがに名前ぐらいは聞いたことがある。

 そして、昼食後、「レ・コードの湯」(新冠温泉)へ入った。
 普段はシャワーしか浴びない自分にとって、天然温泉は本当にありがたかった。昼間ではあったが、疲れも癒されていくような感じだ。
 温泉から上がると売店で「ホロシリ牛乳」を買った。牛乳瓶のキャップを開けて飲むのは久しぶりで、小学校時代の給食を思い出す。
アロースタッドの雰囲気。タイキシャトルの前に人だかりができている。

白の毛色が綺麗なタマモクロス(アロー)その後は「アロースタッド」へ。ここにはタイキシャトルなどがおり、熱心なファンが多数訪れていた。

 それにしても彼らの撮影枚数は半端でない。何十頭もいるというのに、一頭の馬に何枚もシャッターを押していた。タムなどはカメラに何時何分まで時間表示を設定して、まわった順番を地図に記していた。恐るべし情熱。そして、こんな彼らの情熱に天も味方したのか、ここにきて日が良い具合に照ってきた。

 夕方、この日の全行程を終えて、宿泊所「うらかわ優駿ビレッジ(通称:アエル)」へ到着すると、夕食はバーベキューを楽しんだ。ここはなぜかセルフサービスであったが、ビールもよく冷えていて、天国。

 その後は恒例の「UNO」大会。2月の八方スキー場ではタムに激戦の末競り負けているだけに、なんとか雪辱を果たさんと全精力を注ぎ込んだが、さすがK大卒の頭脳を持つ彼。他の3人は惜しくも及ばず、タムのV2を許してしまった。
 まあ、ここは花を持たせてやるとするか・・・(負け惜しみ)

 テレビの天気予報が流れてくる。明日は雨だと言っている。
 うそでしょ〜!?
 (また雨男のせいだと言われてしまう・・・) 
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