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| 今年3回目の北海道旅行だが、今度のテーマは「馬」。知る人ぞ知るサラブレッドの産地、日高が今回の行き先なのだから。 そして、もう1つのテーマは「健康な旅」であった。半月前の定期健康診断であまり良い結果が出ず、しばらく酒を控えていたため、この旅行中もスポーツ等、体に良いことしようと意気込んでいた。ところが・・・。 ![]() 9月25日(木)・26日(金) 勢い勇んだ初日は、あいにくの雨模様だった。期待していた襟裳岬(えりもみさき)の景色は最悪。さらに、2日目の朝にはなんと「十勝沖地震」に遭遇してしまった。この「十勝沖地震」、北海道以外の人はもうお忘れかもしれないが、マグニチュード8.0、最大で震度6弱を観測した大地震。それを私たちはなんとこの旅行中に、しかも震源地近くの浦河町で体験したのだ。 地震発生は夜明け前(朝5時前)だったが、30〜40秒ほどは続いた強い横揺れ。2時間ほど続いた断水と停電。伝えられる油田火災のニュース。津波警報の発令。一時は旅行どころではないと、正直思った。 ![]() でも、さすがは馬好きを自負する4人。ラジオで災害情報を聞く他の宿泊客を尻目に、私たちはダイユウサクやニッポーテイオーを観に外へ出たのである。 外はとても静かだった。辺り一面牧場。馬たちは普段と変わらず、のんびりと草を食べていた。馬たちに地震のショックはないらしい。 その後、水道が復旧して無事に朝食をとった4人は、日高スタリオンステーションとアロースタッド(静内町)で馬見物をした。俄然、たむの目が輝き始める! たむ氏は、3年前の北海道旅行で馬の写真ばかり300枚も撮り、現像代に1万円を費した、筋金入りのウマキチ男だ。今回は牧場での滞在時間が短く、彼のウマ写真は167枚にとどまったが、彼のような男は、デジカメを購入したほうがよいと思う。 私が3年前に牧場見学したときは、馬の名前をまるで知らず、1頭の馬を何十分も眺める彼らの姿が不思議でたまらなかっ たが、3年間「G1予想」をしたおかげで、今回は馴染みの馬が何頭もいた。なかでも、トロットスターやゼンノエルシドなど、馬券で世話になった馬に会うと、写真を何枚も撮るなどして「たむ化」した。人はほとんどいないので、とても静かに時間が過ぎてゆく。おっといけない。もう1つのテーマ「健康な旅」を実践しないと。昼すぎには次の目的地「レ・コードの湯」(新冠町)に到着、パークゴルフをした。日高地方は他に娯楽がないが、パークゴルフ場だけはあちこちにあって、地元民たちの憩いの場となっている。 広大な敷地に全18ホール。普通に回ってもかなりの距離を歩くが、私の場合はラフに入ったりグリーンオーバーしたりで、常人の1.5倍はゆうに歩いた。健康に気を配る余り、つい打ち損じてしまう・・。こんな私の気も知らず、冷静に勝負に徹したケンが今回も優勝。いつもなら最下位の者から何かもらうのだが、今回は何も賭けておらず、彼は少し悔しそうにしていた。 この日の宿泊場所は「日高ケンタッキーファーム」(門別町)。昼食抜きで動き回ったこともあり、夜のバーベキューは格別だった。ケンやマサは旨そうにビールをお替りしていたが、私は最初の1杯で打ち止め。でも、よく食べたので充分満足だった。 9月27日(土) 午前中は「日高ケンタッキーファーム」で乗馬をした。旅行で乗馬をするのが恒例になりつつある(3回目)が、柵の中でレッスンを受けただけの前回と違い、今回は柵の外へ出て、広い構内を1周させてもらった。馬に乗ると視点が高くなり、景色が違って見える。本当に気持ち良いよ、乗馬は。 その後はさらに車を走らせ、苫小牧の「ノーザンホースパーク」へ。ここはもう札幌近郊で、大勢の観光客が来ていた 。十勝牛のステーキを食べ、トウカイポイントなどの馬を観た後、懲りずに今度は「ターゲットバードゴルフ」をした。今度は9ホールだが、羽のついたボールをピッチングウエッジを使って打つという変りダネ。これが実に大失敗だった。全く要領が掴めない。ボールは前に飛ばない。たまに飛ぶとオーバーしたりで、散々な目に遭った。縦横無尽にコース内を駆け巡り、ここでも健康的な旅を実践。ホールアウトするのに2時間近くも費やしてしまった。 あれこれしているうちに日も暮れ始めたので、この日の目的地・札幌へ向かうため、道央自動車道を北上。しかし、ここでまたも落とし穴が待ち受けていた。今度は「ねずみとり」に遭ったのだ。法定速度をオーバーしていたのは否めないが、 意地悪いことに、100キロ制限から80キロ制限に切り替わったすぐ先の場所でやっていた。これはもう、土地勘のない旅行客を狙っているとしか思えない。こんなに北海道を愛しているのに、恩を仇で返され、これほどのショックはなかった。(皆さんも、北〇道警察には気をつけてください・・。)なんとか気を取り直そうと、晩飯は評判の札幌ラーメンの店、「けやき」へ。待ち時間は長く(50分ぐらい)、寒さで震えたが、ラーメンは美味しかった。見た目よりもあっさりしていて、野菜も多くヘルシーな感じだった。 9月28日(日)最終日、他の3人は当たり前のように札幌競馬場へ向かったため、私は別行動。わざわざ北海道まで負けに行くことはないと思うが、彼らの理論は「競馬をしに行くのではなく、競馬場へ観光に行くのだ。」とのこと。まあ、気持ちはわからないでもない。 私は、単身で札幌郊外の羊が丘展望台へ。地下鉄の福住駅からてくてく歩いて(かなりの早歩き で)45分かかった。バス道を歩くと、次々に観光バスに抜かれるのが、ちと悔しい。そういえば歩いている人はほとんどいなかったなあ・・。羊が丘では、適当に写真を撮って雨で濡れた芝生にしばし寝そべった後、またてくてくと今度は澄川駅まで歩いた。これも40分ぐらいだったが、同じ歩くのも、旅先の景色は新鮮で楽しかった。なんて健全な旅だろう!(自己陶酔。) ![]() 仕上げは、すすきのの「東寿司(あずまずし)」で昼食。タダ券使ってうまい生ビールを飲み、新鮮な寿司をほうばる。ここまでアルコールを控え、よく運動した自分へのご褒美であった。 ほどよい疲れが心地よい。 また何度でも行ってみたい気にさせる北の大地、北海道。でも、今度はせめて、雨にも地震にもねずみとりにも遭わない、平和な旅にしたいものだ。 <おわり>
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