現在のサイト位置:地ビール樽生主義>かめやま地ビール&長島地ビール現場訪問記
京都ではまず飲むことができない、三重県の上記2か所の現場訪問をしてきました。同じく地ビール愛好会員のマサ氏とともに、「青春18きっぷ」を駆使しての日帰り旅行です。 |
【行程】JR山科9:18〜9:34草津9:46〜10:31柘植10:36〜10:53関 |
「かめやま地ビール」は、JR亀山駅と関駅の、ちょうど中間にある。亀山から三重交通バスが走るが本数が少なく、ここでは使えない。よって時間はかかるが、徒歩で向かうことにした。 ちなみに亀山からだと道が「上り」、関からだと「下り」なので、関から行くほうが多少ラクではある。 関駅で下車後、ちょっと寄り道。 国道を渡り少し進むと、関町の保存地区が広がる。 |
ここは江戸時代に東海道53次の47番目の宿場町として栄えた場所だそうだ。商店もあるが、住居もかなりある。 伝統的な街並みを守るために地域が協力、努力している様子がうかがえる。 |
細い道で、車の往来は多いが、雰囲気はある。 旧東海道を東へ歩くと、1キロほどで、国道1号に合流。 |
そこから更に2キロほど歩き、(歩道がなくて通行危険な)高速のジャンクションを抜けると、右手に地ビールの看板が見える。 やっと着いた!! |
ブルワリー併設のレストランは団体客専用なので、隣りにあるドライブインの売店で生ビールをいただく。 この日飲めるのはケルシュ1種類のみだったが、事前に電話連絡したのが良かったのか、プラカップで無料で試飲させてくれた。 これは思わぬラッキー! |
香りをゆっくり味わってから、ぐいっと1杯。 とても主張の激しいケルシュだ。 最初の1杯目はやはりうまい。30分近くも歩いた後だけに、なおさらだ。 このコクと深みがあるから、地ビールはやめられない。 ふと、正気に戻り、試飲ビールだけで売店を去るのも気がひけたので、もう1杯、ケルシュ・生(なま)(430円)を注文。するとさっきより大きなカップで出てきた。 |
昼間から地ビールが飲めるって、なんて素晴らしいことだろう! 店頭ではみやげ用の瓶ビール(500ml)も500円で売っている。地ビールにしては良心的な値段だ。 |
そのあと、道路の向かい側へ渡って、うどん屋「彦兵衛 太岡寺店」でランチ&ビール。 こちらも地ビールはケルシュ1種類のみ。グラスに「かめやま地ビール」の図柄がプリントされてるのは、私のように写真をアップする者には有難い。 |
そして、亀山名物「味噌焼きうどん」と、四日市名物「トンテキ定食」を2人でシェアしていただく。 |
味噌焼きうどんは、やみつきになりそうな味付けだ。 |
コーヒーの無料サービスもある、良い店だった。 |
12:50頃に店を出て、再び徒歩で今度は亀山駅を目指す。国道1号をひたすら東へ。 |
事前リサーチでは「彦兵衛」から30分あれば着くと計算していたが、行けども行けども駅が見えてこない。 途中で電車に抜かされる。 1両編成のくせに、生意気な奴だ。 |
電車の時間が迫り、あせった私らは次第に歩く速度が上がり、それでも間に合わないと、最後はついに走り出し、なんとか出発直前の電車に飛び乗り、ことなきを得た。 結論:「彦兵衛 太岡寺店」〜亀山駅間は、所要時間で45分はみておいたほうがよい・・ということだろう。 まあ、もう2度と来ることはないと思うが・・・。 |
【行程】JR亀山13:24〜13:54四日市14:12〜14:32長島14:45<三重交通バス>〜14:55なばなの里 |
下は四日市駅付近の、車窓風景。工業地域を感じさせる。 |
JR長島駅に到着。過ぎ去る電車を‘撮り鉄’するマサ。 |
長島駅からは三重交通バスに乗って、ついに長島地ビールのある「なばなの里」へ到着。 |
歩き回り、疲れた体を休めるべく、ビール前に天然温泉「里の湯」へ。入湯料1500円もかかるだけあって、露天の広さには感動。 |
12月半ばで、まさか紅葉を見ながら風呂に入れるとは思いもしなかった。午後3時台はまだ人が少なく、露天もほぼ貸切状態。 打たせ湯も良かったし、お湯も適温で、水風呂もあった。 こうして1時間ほど里の湯でほっこりした後、すぐさま「長島ビール園」へ入場 |
・・の予定だったが、見ると入口に長蛇の列。開催中の「ウィンターイルミネーション」目当ての客が早めに食事を済ませようと、並んでいるらしい。 |
15分ほど待たされた後、ようやく席に案内され、乾杯。 最初の1杯目はYaeがピルスナー【左】、マサがヴァイツェン【右】。いずれも中ジョッキ500ml。 といっても、当然まわし飲みをするので、これだけで2種類制覇である。 |
ピルスナーは安心できる旨さ。ヴァイツェンはありがちな味だったが、もちろん文句のあろうはずもない。 続いて、デュンケル【左】とボック【右】を注文↓ |
デュンケルはコクの深さにナッツのような甘さが見事にマッチ、この4種類の中では一番良かった。 ボックは「冬季限定」。麦芽1.5倍使用の黒ビールだ。 そしてフードは、ソーセージ盛合せと枝豆、エビとチーズのコラボフライ。 |
入店した夕方5時過ぎには、300人収容の第2会場がほぼ一杯になるほどの混雑ぶりだったが、6時を過ぎる頃にはほとんどの客が食事を終え、去っていく。 |
やはりみんなイルミネーション目的なんだろう。 そんな中途半端な気持ちで地ビールを飲むのは、地ビールに対して失礼だと思うのだが・・。 まあ、地ビール目当てに(しかも、はるばる京都から)やってくる客は他にあるまい。そう感じさせる象徴的な風景であった。 入口ホールの高いところには、大きな樽が見える。 これぞ、現場ならではの醍醐味。 |
さて、長島地ビール4種類をすっかり満喫した後、帰りのバスまで少し時間があったので、「ウインターイルミネーション」を見学。 |
あくまで地ビールのついでに立ち寄ったつもりだったが、‘ついで’にしてはもったいないほど見どころたっぷりだった。 はっきり言って、男2人で来る場所ではない。 |
ナイアガラの滝も見た。↓ |
素晴らしい・・と、見とれている時間はない。駆け足で見て、写真もそこそこにバス停まで戻り、長島駅へ。 |
【行程】なばなの里18:50<三重交通バス>〜19:00長島19:12<JR>〜19:39名古屋19:50〜21:10米原21:14〜22:17山科 |
というわけで、中身の濃い地ビール紀行になりました。 次はどこへ行こうかな? |
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