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なぜ‘樽生主義’なのか
「樽生主義」と言っても、「缶」や「ボトル」を全く飲まないわけではありません。「自宅飲み」は1つのビールとずっと向き合えますし、新しい醸造所のビールは勿論、かつて樽生で味わった銘柄をあらためて飲むのも、なかなか楽しいものです。
ただ、それでも、旅行先で周りの景色を見ながら味わったり、仕事帰りや休日に開放感に浸りながら、お店で戴く1杯にはかないません。特に地ビールは味や香りが様々で、お店の雰囲気や会話を楽しみながらお気に入りの銘柄を嗜(たしな)む、そんな飲み方に合うのはやはり「樽生」ではないかと思うのです。 そして、私が更にそそられるのは、「樽生」地ビールはいつも同じものが飲める訳ではない。多くが‘期間限定’だという点です。飲みたいビールが某店でオンタップされたら、そこへ行って飲みたくなりますよね?私は勤め人ですので時間に制約はありますが、だからこそ時間を作って飲みに行くことが、楽しみでもあるのです。 また、近年はビールのスタイルに合わせてグラスの形を変えてくれる店が増えてきました。ビールとのマリアージュを意識した、素晴らしい料理を出してくれる店も。「泡」を綺麗に注いでくれる店もあれば、逆にあえて「泡」なしで出される店もあります。このように、「造り手」のみならず「売り手」のこだわりを感じられることも、地ビールを「樽生」で飲むことの魅力の1つではないでしょうか。皆様にもこのサイトで、少しでも地ビールのおいしさ、「樽生」の魅力を感じていただければ幸いです。 |
ハンドルネーム Yae(やえ) 住所 京都府内 地ビールとの出会い 1997年当時あちこちに出回っていた銀河高原ビールを除けば、松山市の「道後麦酒館」で飲んだ坊ちゃんビール(2002年)か。 その後 地ビール好きの仲間らと国内各地の地ビールレストランを訪問。2012年頃からは1人でも飲み歩きをするようになり、今や国内だけで3500種類以上飲んでしまう程の地ビール好きに。 |